「神殿の謎 Mystery of the Temples」は、解呪師と呼ばれる呪いを祓う者となって、荒野を巡り魔石を集めて神殿の呪いを解除してゆき、凄腕の解呪マスターになることを目的とするボードゲームです。

各自、魔石駒を置く個人ボードをもって、順番に好きなカードの上に自分の駒を置いてスタートします。

手番では、神殿か荒野を選んで、そのカード上を時計回りに３枚まで前進する事が出来ます。神殿を選んだ場合には神殿カードだけをカウントし、荒野を選んだなら荒野カードのみをカウントし、その途中の選ばなかった方のカードは無視して移動します。
この時、他の人がいるカードも無視して進まなくてはならない為、他の駒と同じカードの上にのる事はゲームを通じてありません。

荒野カードではそれぞれ記載されている赤、青、黄色、緑、紫の５色の魔石を手に入れたり交換したり、または補助的な効果のある透明の魔石を手に入れたり出来ます。
こうして入手した様々な色の魔石は自分の個人ボード上に配置し、個人ボードでは斜め格子模様で配置した魔石同士の間に線が引かれたような形になっていきます。

神殿カードでも魔石は手に入るのですが、あまり効率はよくありません。代わりに、神殿では魔石を入手するのではなく、呪いを解除する事を宣言する事が出来ます。
呪いを解除する事を選んだ場合、神殿カードの上部に記載されている色の組合せを「右側」か「左側」のどちらか好きな方を選択して、その色の配置通りに自分の個人ボードから魔石を支払います。
この時、支払う魔石は個人ボードの下から上にカウントしなければならず、さらに選んだ魔石同士は線でつながっていなければならないという制約があります。

見事呪いが解けたなら、その神殿に用意されているルーン石カードを入手でき、それを手に入れたなら、以後ゲーム終了まで様々な得点が得られるようになっています。


こうしてゲームを続けていき、誰かが5個の解呪マーカーを使い終えたら、そのラウンドが終了した時点でゲームが終了します。
ルーン目標カードと神殿目標カードの点数計算をした後、点数が最も高い人が勝利します。

どんな人にオススメ？

独特の世界観と美しいカードイラスト、魔石としてクリスタル駒が多数ならべられた雰囲気はとてもきれいなので、これらの魅力に惹かれた人や、遊び方が分かりやすいものを探している人にオススメです！