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「アンク」は、きまぐれなファラオの欲しいものを揃えて得点を稼ぐゲームです。

このゲームは、1〜4の数字が各4枚、5が2枚ずつのカードが4色ずつの贈り物が描かれた72枚のミイラカード、ファラオの欲しいものが描かれたパピルスカードが18枚の計90枚のカードを使って遊びます。ファラオの欲しいものを的確に捧げることで得点を稼いでいき、最終的に得点のもっとも高いプレイヤーの勝利となります。パピルスカードをランダムに1枚、場に表にして置きます。これが最初のファラオの要求となります。それ以外のカードは全て混ぜ、裏向きにして山札とします。各プレイヤーはここから4枚ずつカードを取り、手札とします。プレイヤーは順番に手札のカードを1枚ずつプレイしていきます。ミイラカードをプレイする場合、自分の前に置きます。これがファラオへの贈り物となり、数字が大きければ大きいほど得点が大きくなります。ただし、ファラオが4番目に欲しいもの、つまり1番欲しくないものを置いておくと得点計算時にマイナスの得点となってしまうので気をつけましょう。パピルスカードをプレイする場合、既に置かれているパピルスカードの上に置きます。このとき、ファラオの欲しいものが変わるので、今まで高得点になると思っていた贈り物が急にマイナスの得点に変わることがあります。誰か1人のプレイヤーが、パピルスカードの左側に書かれた数字の分だけミイラカードをプレイしたとき、ただちに得点計算が始まります。パピルスカードをプレイした時に誰か1人以上が既にミイラカードをプレイしていた場合も含みます。得点計算では、ファラオが1番欲しい贈り物の得点は2倍、2番目は1倍、3番目は0、4番目は−1倍で計算します。計算が終わったらその得点を記録して、プレイされたミイラカードを全て捨て札にします。その後新たなラウンドを開始します。誰かが50点に達した時ゲームは終了し、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利となります。

パピルスカードが入れ替わると、ミイラカードの価値が一転するので、それを利用して得点を稼げると勝利に近づけます。カードをプレイする代わりに、好きな枚数のカードを捨て札として、その分の新たなカードを引くこともできるので、良い手札がない場合はすぐに交換した方がいいかもしれません。

考えることも多いですが、パピルスカードの運の要素も適度にあり、子供でも楽しく遊べるゲームになっています。